旅するスタッフブログ

晩春京都 舞妓体験旅

2014年5月26日(月曜日)

葉桜が美しい京都へ1泊2日で行ってきました。

今回の旅の目標は京の奥座敷・貴船神社

「都をどり」「鴨川をどり」の季節だからこそ!

憧れの舞妓さんになってみよう(n’∀’)η

そんな野望を胸に早朝の京都駅に降り立ちました。

 

まずは京都駅から市バスで出町柳へGO!

出町柳からは叡山電車を利用して貴船口へ。

江ノ電に似たレトロな可愛い列車が住宅街を抜け新緑のトンネルをトコトコ走ります。

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貴船口へ到着!ここからバスで貴船まで。

(徒歩の場合、貴船神社までは約2km・30分の道のりです)

水面に舞い散った桜の淡いピンクの花びらが浮かび綺麗。

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夏の間、川床で有名な料理屋さんの間を清流を眺めながら歩くと貴船神社・本宮に到着。

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身を清め、本宮にお参りした後は「水占みくじ」に挑戦!

社務所で授与されています。

通常時は番号が見えないため、重ねて置いてあるおみくじの中から好きなものを一枚選んで…いざ勝負!

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「凶」…嗚呼(´;ω;`)

浮かび上がった文字は無情にも「凶」

凶→今日→京 今日、京都に来たから”きょう”

そう、無理に発想をポジティブに変換して奥宮へ。

澄んだ空気と水・奥宮の境内に咲く椿がとても美しさが心に残ります。

帰りは貴船口から京都バスで国際会館前へ行き地下鉄烏丸線を利用して四条で下車。

お目当ての木屋町にあるレトロな喫茶店「ソワレ」へ。

このお店は京都のガイドブックには必ず載っていると言っても過言ではないぐらい有名な喫茶店です。

青い照明に彩られた薄暗い店内は東郷青児氏の絵画と池野禎春氏の木彫画が飾られ独特な空間。

レンタルのお着物に着替えた観光客の女子達に紛れ、レトロなモダンガール気分でオーダーしたのは有名な「ゼリーポンチ」

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シュワシュワと弾ける炭酸の中にカラフルなゼリーが涼やか。

今から60年以上前、戦後間もない頃を想像しながら口にしました。

 

明けて2日目。嵐山&念願の舞妓体験へ。

ドキドキしながら舞妓さんに変身させてくれるお店へ。

利用したお店は自分の髪と鬘をなじませる半カツラを使用。

すっぽり全てを覆う全カツラタイプのお店より少しヘアメイクに時間を要します。

最初に襦袢に着替え髪をアップに、下地を塗り顔と首・胸元と背中に白粉を塗ります。

鏡に映るその姿はまるで「犬神家の一族」のスケキヨ

とっても…怖いんですけど大丈夫(´;ω;`)?

不安になりながらもどんどんメイクは進みます。

紅を差し、アイメイクを施しカツラをセット、いよいよ着付け。

この時点でかなり重たいんですが…ここからが重さ本番。

好きな着物を選びどんどん身体に帯や襟が巻き付けられて行きます。

着付けをして頂きながら、あれこれ質問。

舞妓体験は修学旅行生から20~30代の女性、小さな子供と母親の組み合わせが多いそうです。

また、最近は「還暦の記念」をはじめ、50代・60代の女性同士の旅の記念に体験される方も多いとの事でした。

出来上がった舞妓(偽)がこちら。

スケキヨ感は少し薄まったと…思いたい所です。

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メアメイク・着付け・撮影からアルバム完成まで約2時間半、記念になる珍しい体験が出来ました。

修学旅行生と外国人観光客で溢れる嵐山を散策、作家・池波正太郎氏が愛した「老松」のティールームへ。

初夏を感じさせてくれる「夏柑糖」、そして外せない「わらびもち」

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竹林を抜け、野宮神社を参拝し、この旅の最終目的地へ。

トロッコ嵐山駅の程近くにある「御髪神社」日本で唯一の頭髪の神社へ参拝。

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小さな境内に飾られた絵馬には美容関係の方にまじり頭皮に関する切実な願いが書かれた絵馬まで。

 

困った時のカミダノミ?

髪の神様に祈り、今回の京都の旅は終了。

素敵な神様にご縁を祈りつつ、帰路へ付きました。

 

北陸から京都へ行くなら♪

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投稿店舗:アル・プラザ富山営業所