旅するスタッフブログ

群馬県にある世界遺産!富岡製糸場へ

2019年3月11日(月曜日)

2014年に世界遺産登録された富岡製糸場へ行ってきました。

到着し次第、解説ガイドさん待ち。
自分たちだけで観光することも可能だけど、敷地面積が東京ドームのグラウンド約4個分の広さですからねー。効率よく周ることが出来るので、解説ガイドさんお勧めです。

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そもそも富岡製糸場ってどんなトコ?って疑問が。
→「シルクの材料になる生糸を作るための工場。」

明治時代、日本製の生糸は質がよく海外で人気が高かったので、
生糸を大量生産するためにフランス人のポール・ブリュナさんに工場建設を依頼し出来た工場です。
その為、建物は煉瓦という西洋の新しい材料を取り入れながら、屋根は伝統的な日本瓦で葺くなど、
日本と西洋の建築技術を見事に融合して建てられています。

製糸場に入ってすぐの所に東繭倉庫のアーチ。年号が刻まれた石板がありました。

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建物をよく見ると・・・!?煉瓦の積み方に注目!
フランス積みと呼ばれる工法で積まれています。
一段に煉瓦の長手と小口を交互に積んでいるのがみえますでしょうか。

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日本人工女に器械による糸取りの技術を教えるために雇われたフランス人女性教師の住居だった建物。
ベランダ等、当時はの日本建築物にはみられなかったそうです。
中に入れないのが残念。

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さぁ、いよいよ繰糸工場へ。
壮観です。昭和62年まで操業していたもので、現在でも使えるとの事。

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煉瓦造りの繰糸場は、長さ約140m
創業当初はフランスから輸入した300釜のフランス式繰糸器が設置され、当時世界最大規模を誇ったとの事。

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ビニールをかぶせてあるところもありました。

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外へ出ると、診療所。病院もあったんですね。

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ブリュナ館、指導者として雇われていたポール・ブリュナさん家族が暮らしていた住居。

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最後に、
ここで働いて技術を学んだ人は、日本各地で生糸の作り方を教えるようになったそうです。
のちに、日本全体で生糸作りが盛んになり、日本が生糸を生産する量は、世界一に!
さらにフランスから購入した機械を改良して、自動で生糸を作る機械を製造!

時が立ち、世界中で生糸が作られるようになり、生糸の値段・価値が下がり、だんだん日本では生糸が作られなくなってきました。
ここ、富岡製糸場も操業から115年続いた生糸生産を停止しました。

管理していたのは、片倉工業(株)
閉所から約18年の間、その歴史的・文化的価値を認識し、保存管理に努めた結果が世界遺産に選ばれる理由のひとつだと思います。

 

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